いまさら事実婚というのもなんだが。 | 共同合宿所

いまさら事実婚というのもなんだが。

いまさら「事実婚」だなんていうテーマも何だな・・と思う。
しかも、「共同合宿所」というと、どこぞの国の招待所暮らしを彷彿とさせる。まあ似たようなものだが。

肩に力をいれながら事実婚に踏み切ってみれば、周りの視線は大変穏やかで、ごくごくフツーな毎日が心地よーく流れている。
でも、穏やかっていうよりも、関心がないだけかもしれない。

だって、単なる凡人同士、しかも人生下り坂にさしかかった30代の結婚なんて、カスみたいなもの。
とがめる世話焼きおばちゃんも居ない。っていうか、親戚が多い割りには今、親戚づきあいないから。
「へぇー籍入れてないなんてカッコイイね」そう言う人もいる。本心でそう思ってんのか?思ってないだろ、部屋とTシャツと私(古ッ!)を地で言っているようなアナタが。

先日、ある人のブログに、まだまだ新聞や雑誌などの記事では事実婚が奇異に見られてる、というようなことが書いてあって、はっとしてしまった。そうだったのか!最近そういうことにすっかり自分は鈍くなっているが、世間は実はわが子に深く同情してるのかもしれない。

とはいえ、本人には直接何も聞こえてこないから、このまま肩の力を抜かさせていただこうじゃないの、という事実婚な日々=共同合宿所生活を綴っていこうという次第である。

by 御神崎レイ