担任からの呼び出し | 共同合宿所

担任からの呼び出し

「10月○日 15:00~ 面談にさせていただきます」
という手紙を小2の息子がもらってきた。

赤紙である。
担任からの呼び出しはこれで二度目である。

2年生になってから授業中のおしゃべりや集中力のなさ、いろんなことが問題になっているのだ。

都合がつかないので他の日にできないかと連絡超に書いたところ、
いまの親は忙しすぎて子供の成長の課題をしっかりみてやれないのが問題だ、とのこと。

やっぱりここに来たかと思う。

結局、物理的時間の面である。

最近では特に音楽。これは担任ではなく、別の教師が見ており、自分の子を含め、子供たちのおしゃべりの度がひどく、自分がみれない担任教師も困っている。本件に関して家で話し合いをするように、担任教師から要求される。
音楽教師を困らせている子供のことを思うと、怒りに震える気持ちになる。どう考えてもナメてる。
家でしつこいぐらいの話し合いはするが、しかし、その現場にいられない限り、どうしたものか。自分なら、怒鳴って怒り狂って委縮させるだろうが、今の教育現場はそうもいかないのである。

世の中の親というのは自分の子育てに自信のある人が多いようだが、私はまったく自信がない。足らないところばかりである。
相手は自分を映す鏡、なのである。

それにしても、今の親というのは子供にかけなくてはいけない時間がとても長い。学校への準備やイベントや、いろんなところで。
自分など親から放ったらかしで育ったものなので、余計にそう思う。
しかし、昭和の時代は親は生活するのに一生懸命で本当に忙しかった。箸の持ち方なども教わった覚えもない。
ただし、大変な親の姿を見て育ったのは良かったと思っているし、父親は怖かったが、わけのわからぬ威張りっぷりと、のん兵衛ぶりは、昭和のよき時代をほうふつとさせる。

ともあれ、おしゃべりはいいとしても、集中力の無さは、自分からみても信じられないことは確かである。自分は授業に飽きたことは一度もなかったから。
外遊びも上手にできない。

考えても答えがみつからないので、今日のところは風呂に入って寝ることにした。