通称夫姓でジェンダーを生きる。 | 共同合宿所

通称夫姓でジェンダーを生きる。

短い婚姻期間が終わり、晴れて離婚したにもかかわらず、夫姓を名乗らなくてはいけないことが増えた。
それだけではない。
夫姓で呼ばれることが多くなった。

自分で名乗るのはまだいいのだが、相手に呼ばれることがとても違和感。

子供の少年団スポーツである。
これが、、、、お母さん頑張っちゃう世界。
俺には合わないな、と脱力感。
この中で、夫姓、正確にいうと、子供姓なんだけど、これで呼ばれる。

これまで子供を通した親づきあいでは、息子の名前+ママ、とよばれたり、仲良くなると、ファーストネームで呼び合うようになって来た。
だから、日常そんなに夫姓という通称を使う必要はない。

少年団は親のバックアップで運営してるようなものだけど、いくつかの過保護と、指導者へのお茶だしや弁当作りとか、たくさんくるメール案内、、、気が遠くなります。
お茶だしも、指導者によって入れ方をかえないといけない。指導者への弁当も手作りです。
20年前に戦って廃止にしたことを、なんでいまやらなきゃいけないのか。子供を介してるだけに難しい。
ボランティアの指導者への感謝の気持ちを示すことに、なんでもお手製を良しとする精神論根性論を交えると、そこに非合理が発生する。
昨今の少年団人口の減少は、単に少子化だけでなく、親の負担を嫌がっての背景があるらしい。
急にタイムマシーンで旧態依然とした昭和に来たような。
父の姿の見えにくい世界で、私はジェンダーの抑圧に耐えきれるのだろうか。