共同合宿所 -38ページ目

嫁は嫁!

夫婦別姓でも嫁は嫁!・・なんですネ。

息子の姓は夫の「白保」姓だから、保育園では私は白保さんと呼ばれる。ま、逆通称使用ってところ、です。
一瞬、誰だいって思うが、自分が呼ばれていることに気づき、
そんなもんかな、と思っている。

年輩の方々と夫婦で集まると、どうも奥さんの名前っていいづらいようで、私は名無し人となる。
オイ、アタシの名前呼ぼうとして、もごもごすんなよ!
かと思うと、「お母さん」と呼ぶ。あのね、あんたの母さんじゃないの。
これについては姓云々じゃなく、人づきあいの常識としてどうよ?。
レイさんってよんでみ!(・・って女王口調になってきた)

幸い、基本的に知り合いや親戚からの郵便の宛名は別姓連名で届く。
今の時代、理解者が多いことに本当に驚きと感謝でいっぱいだし、
私の名前を目の前では呼べないオジサンであっても、形式的には
おもんばかってくれてるいるようなのだ。

しかし、しか~し、、、しょせんは長男の嫁なのである、私は。
結婚する時に、旦那の親に何かとこう言われた。
「長男の嫁だから、○×しろ・・△▲しろ・・」
ボッ・・・!(火がつく音)
とはいえ、生きている時代が違うのだから、しょうがない。
別に気にしなければ、屁~でもないゾ。
どうせ、言うこと聞かないし(笑)、敵は徐々にあきらめっから(自爆)。

まあ、これが現実なんです。心を大きく持っていこうかな、と。

妊娠~出産 III 産院

産院は、口込み評価の高い新座市のめぐみ助産院というところを選んだ。
初めて訪れた際、ここの小松先生は、我々の提出した書類を見て、
「あ、夫婦別姓ね」
さらりと言ってのけた。
(実は最初に検診に行った病院では、年寄りの医師が「ちゃんと籍入れて結婚しないとね」とおせっかい焼いたもんだが)

いつも検診は夫婦二人で通った。ここの助産院のモットーは、
「させられるお産でなく、するお産をする」
である。能動的な自然分娩。
なかなかの体育会系だ。体重制限についても。
運動もどんどんしろという。セックスもどんどんしろ、という。
とにかく臨月になったら歩け!という。
出産前にここの産院の階段の上り下りをさせらる妊婦も多い。

出産も夫の立会い出産は当然・・・というよりむしろ協力出産だ。
立会いはただ突っ立ってみてるだけだが、協力出産は夫が出産の手助けをする。

ここに通ううちに、出産をするのは妻だが、ほとんど夫婦の協力作業だ、という認識に変わっていったのだ。<つづく>


写真はめぐみ助産院で出産した人の体験談の本http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4880232998.html

妊娠~出産 II  「つわり」

気分のよくなることがない。人生最大の危機!

つわりは妊娠初期に起こるもの。
お腹も小さいから電車に乗っていても誰も席など譲ってくれない。
夫が一緒に居るときは、体を張って(?)座席を確保してくれたが、一人の時は電車は何本待っても絶対始発に乗って座る。
ただし、山手線だけは座れないから、乗り換えの駅ビルのジューススタンドで必ず休んだ。

家に着くと、玄関から寝室へ直行だ。
2ヶ月間は、食事を作ることも、洗いものも、掃除も洗濯も一切しなかった。すべて夫の仕事。

炊飯器の炊ける臭いも、クラクラくる。
夫に訴えると、彼は炊飯器をトイレで炊くことを思いついた(個室だから)。
といっても夫が作る食事もハシが進まず。私の残すものは彼がすべて食べる。

休みの日は家でぼーっと引きこもる。誰にも会いたくない。
ただ息をして植物のように生きていた。
こんな陰気な人間に夫も一緒につきあい続けた。単に怠惰が好きだからかッ。

そんな私でも、会社にいくと不思議とシャキッとしてた。

家に居ると駄目人間だったのは、彼が居ることで安心して甘えていたからだろう。

妊娠~出産 I  「妊娠発覚」

育児オトコの話が出たことだし、出産後、共同合宿所は、どう変遷していったかを書いていきたい。

まずは、妊娠発覚から。そうかな~と思って検査薬で調べていたので、
病院での診断結果に驚くことはなかった。
(それよりも、ずいぶん簡単に妊娠してしまったことに驚き)
病院のモニターで小さな小さな受精卵が点滅しているのを見て、じーんと来た。
写真をもらって旦那(その当時は旦那でなかったが)に渡すと、彼は絵にもならぬその写真を部屋に飾った。

さて次は会社への報告をどうするか?まず、
1.保育園の入園可能状況を確認。2.結婚式を挙げること。
をきちんと決めた後に、と思った。
そこで夫とともに、電話やネットで色々と調べ始めたのだった。
1.については、近所の保育園を実際にいくつか訪問して、保育内容や、待機児童状況などをチェック。
幸い、今通っている保育園を気に入り、待機もほぼ無い、と言われたので、産後2ヶ月での復帰について目星がついた。
2.については、事実婚であるが、周囲に結婚を認知させたい。
ということで、海外挙式について色々と調べ、手配をする。
なぜ海外か、というと、二人っきりで式を挙げたかったから。
また、旦那の育児休暇についても同時に検討を開始した。

結果、会社への報告は、妊娠が発覚してから1ヶ月後となった。
報告する際に、産前・産後休暇日数や、保育園の状況について、決まっていたことは心強かった。
もちろん、予定通りに行かないこともあるとはいえ、こういうことを決めないで、産休に入る人も多いのだ。

さて、妊娠発覚後から、いきなり、「つわり」に襲われる。
つわりになると、とにかく24時間、気持ちが悪く、引きこもりになる。
そして、ここからが、家事オトコの夫の出番なのであった。
<つづく!>

夫の育児休暇

我が夫は、育児男だ。
育児のために休暇をとった。
息子が生後2ヶ月の時に1ヶ月間ほど。
いわゆる「育児休暇」ではない。
「有給休暇」である。
1ヶ月程度なので有給で対応できた。
いや、金が無いからこそ有給休暇なのだろう(多分)。
ちなみに夫の会社は超~コテコテの日本企業。男子が育児で休むなんて考えられんという風潮。

でも交渉してみるもんですワ。
まずは出来ることから。「1ヶ月間」。

ふにゃふにゃで、乳くさい赤ちゃん、こんな時期は本当に一瞬。
ぜひ男が子育てを堪能するチャンス、それが育児休暇である。
長い期間が無理なら、短い期間だけでも取ってみる価値は大あり。
私自身、夫が在宅での仕事復帰は、ホントに楽だったぁ~!(戻りたい)

私に感化された友人の旦那も、育児休暇をとった。
彼は公務員だが前例はなかったらしい。
自分が前例になる!なんて男らしいんだ。

「育児オトコ」への道というブログを見つけた。嬉しいことである。
いまやいろんな人たちが育児オトコへチャレンジしている。
みんな躊躇しないで、やってみてほしい。
案ずるより生むがやすし。
会社オトコより、育児オトコ。である。

おとこもすなる育児といふものを

我が家で父親が育児をするというのはごくごく自然なことだ。
保育園の送迎やご飯を食べさせたり、風呂に入れたり、遊びに連れていったりというのを男性が行うのはいまやどこの家庭でもみられる風景。
よって私が一週間の出張に出ようが安心して夫に託せる。飲み会も甘んじて行く。
ぐうたらな私にかわり、忍の字でやってくれている。感謝。

そんな夫は、息子にとっては、聖なる母なのだ

だからであろうか、子供が言葉を覚えたての頃、
私と夫と両方のことを『かあちゃん』と呼んでいた。

我が家にはかあちゃんが二人いるんだな、ってしみじみ思った。

でも、ドタバタ歩いて、行動が荒っぽくて雑で、繊細とは程遠い彼を
どうしたら、母と思うのであろうか。

かわりに、私がとうちゃんになってしまえば、もっとバランスが取れるだろう。
けれど、とうちゃん、ってどういう風なキャラに変身すればよいんだろう?
それがピンとこねぇだな。
私がドタバタ歩いて、荒っぽくすればいいか。(いや、すでにそうなんだけど)

夫婦別姓なんて!

当然ながら、事実婚の場合、夫婦別姓である。
いや、夫婦別姓にしたいから、事実婚にしたのでしょ、といわれそうだ。
まあそうなのだが、「夫婦別姓」というのは、あまり正しい言い方ではない。
アタシとアナタは、別々の名前で、別々に進んでいきましょうネ、という冷た~いカンジが漂う。ウチは少なくとも、片方が倒れるともう一方が倒れる「二人三脚」で、自立には程遠いから(笑)。
諸事情により自分の姓は変えたくない、というだけで、その結果、夫婦は別の名前です、というこのなのだが(同じや!といわれそうだが)。
よって、夫婦別姓というより、「非改姓婚」といえば、もうちょっと聞こえがいいような。

かく言う私も、民法改正のために、関心を高く持ち、署名をしたこともあるし、政治家に要望メールを出したこともある(オオ!なんて凄いんだ)。

熱心に夫婦別姓に関するサイトに行って意見の交換も行った(飛んで火に入る夏の虫)。

しかし、サイトには知的エリート(?)が多く、ディベート感覚で白熱のあまりいつも脱線気味の議論を行っていた。別姓を目指すという目的は同じなのに、その達成プロセスの考え方の違いに、異見を唱える人への態度が少々閉鎖的。むしろ反対派への媚びの売り方にも鼻につき、あほらしくなってしまった。今は、すっかり民法改正の推進には興味を失っている。

そもそも、根本問題は、「戸籍」であり、この上に乗っかった結婚など、私にとってはあまり意味がないのである。ここを抜きにしては夫婦別姓など語れまい。
これについては、また追って書こう。

負け犬?

業務上、おばちゃん達の集まりに行くことが多いが、
開口一番、
「お一人ですか?」
と聞かれることが多い。

彼女達主婦にとっては、自分が既婚という事実はとても優位に立てるらしい。
特に、我が社の独身女性に対して。

先日も初対面で着席した瞬間、質問されたので
「ええ、結婚してます。子供も居ます」
と答えたら、予想外の答えなのか、
「あっ・・あらそう~、じゃあ勝ち組ね、あっはっはー!」
だって!

いきなりのこの失礼っぷりには、もっと社会人としての教育が必要と思うが、それはさておき、やっぱりどう考えても、私のマインドは負け犬のようである。
だから負け犬を馬鹿にしている人たちを見ると、「それは違う!」と心の中で叫んでいる自分が居る。
負け犬の定義を聞いていると、まさに自分のことのようだ。
自分の栄光の日々(?)を振り返ると、独身ってのは、時間が自由に使えて、好き勝手し放題、充実してるんだよ・・・でもこう思うこと自体がすでに負けてるらしい(笑)。

負けとか勝ちとかこだわっていること自体、自分が少しでも他人に対し優位に立っていることの証がほしいだけ、なんだと思う。
それともコンプレックスの裏返しかい?
あ~あ、セコイよ。君たち。

まあ、私も法律上で言えば、独身だから、やっぱり、負け犬なんだろうけど。

哺乳類だからおっぱい

思えば、去年の今頃も1週間出張中であった。
子供が1歳5ヶ月の時だった。
この出張がきっかけで、実にスムーズに断乳となった。

哺乳類なら、おっぱいは絶対に出る。
人間もおなじ。
母乳は免疫物質が豊富。
母乳をあげていれば、果汁や離乳食を無駄に早く始める必要はない。
母乳をあげてると、妊娠中に付いた余分な脂肪がとれやすい。

しかし、母乳指導をしない産院が実に多く、
母乳育児をあきらめてしまうお母さんがなんと多いこと。
私は幸い助産院の指導のおかげで、最初はひーひーいいながらも、
なんとか母乳育児をまっとうできた。
職場には産後2ヶ月で復帰、1年間を会社で搾乳を続けた。
お昼やすみは少なかったけれど、がんばったなあ、あの時期(遠い目)。

男はおっぱいは出せない。
でも授乳中は、夫にやってもらうことは色々あった。
初期は赤ちゃんがおっぱいを吸いたがらなかったので、無理やり赤ん坊の顔を
胸に押さえつけてもらったり。
授乳を開始すると、お茶を持ってきてもらったり。
母乳によい食事を作ってもらったり。

本当に夫は偉大だ。

そういえば、夫の乳首に吸い付くかどうか、試したこともあったなあ。
それが見事に、あんな乳首にも(どんな乳首や)、吸い付いたのだった。
でも吸っても何も出ないから、離すのも早かったが。

・・本当に夫は偉大だ。

フラストレーション

ただいま、出張中。イベント中。ホテルに缶詰中!
もうたまんない。嫌気が差す。
いくら自分の大事な仕事とはいえ・・・・。
今日は、やけ酒。一人酒・・・と思っていたら、
会社のおとこの子から電話で、飲みかいのお誘い。
ちょっちうれしかった♪

さっき部屋に戻って、フロントに電話して、ラインチェンジャーもらう。
私のフラストレーションはインターネットにぶつける!
なんか寂しい人生だけど、
明日は7時起き。・・・